10月台風、日本接近最多へ 5個、猛暑の高気圧影響

 今年の台風は9月以降の発生数が平年を大きく上回っており、22日までに13個が発生した。10月の日本への接近数は、27号を含めると、5個となり、この数は観測史上最多。日本気象協会九州支社(福岡市)の松井渉気象予報士は「今夏の酷暑に象徴される異常気象が、秋台風多発の背景にある」と指摘する。

 松井気象予報士や福岡管区気象台によると、赤道近くの海面温度が10月に入っても高く、大気の対流活動が活発な状態で、台風が発生しやすい気象条件が続いている。

 また、今夏の酷暑をもたらした太平洋高気圧が現在も平年より強い勢力を維持、日本近海まで張り出していることから、秋台風は偏西風に乗って高気圧の西側の縁に沿って進む。このため、日本に接近する回数が増えているという。

 今年の台風の発生は28個(22日現在)で、平年の年間発生数25・6個を既に上回っている。10月の台風の接近数は、これまでは1955年と2012年の4個が最多。

=2013/10/23付 西日本新聞朝刊=

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