台風一過、肌寒い朝 阿蘇山で初氷 九州各地の気温、軒並み今季最低

冷え込んだ阿蘇山では草千里ケ浜の水たまりに氷が張った(後方は中岳火口の噴煙)=28日午前8時6分 拡大

冷え込んだ阿蘇山では草千里ケ浜の水たまりに氷が張った(後方は中岳火口の噴煙)=28日午前8時6分

 九州地方は28日朝、大陸からの高気圧に覆われて晴れ、地表の熱が奪われる放射冷却現象によって11月中旬~下旬の肌寒さとなった。福岡管区気象台によると、熊本県阿蘇市乙姫で最も低い1・0度を観測するなど、7県の123観測地点のうち68地点で、今季の最低気温を記録。阿蘇山では今季初めて、名勝の草千里ケ浜の水たまりにうっすら氷が張った。

 阿蘇山の初氷は昨年より4日遅い。午前7時すぎの草千里ケ浜は気温0度で、水辺は霜柱が立ち、草原は霜に染まった。草をはむ放牧馬は白い息を吐いていた。

 福岡県内では、14観測地点のうち13地点で今季最低を更新。各地の最低気温は、朝倉市5・4度▽八女市黒木町6・4度▽飯塚市7・1度▽北九州市八幡西区9・2度▽福岡市11・1度-など。

 佐賀県も6地点すべてで今季最低となった。鹿児島県の喜界島では、10月の観測史上最低の14・3度(12月中旬並み)を記録した。

 今後1週間の日中の最高気温については、気象台は平年よりやや高いと予想している。


=2013/10/28付 西日本新聞夕刊=

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