患者iPSをゲノム編集 高コレステロール血症

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金沢大の研究イメージ

 悪玉コレステロール値が生まれつき高くなる「家族性高コレステロール血症(FH)」の患者の血液から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作製し、ゲノム編集して病気に関する部分を修正することに成功したと、金沢大の川尻剛照准教授(循環器内科学)らの研究チームが19日、発表した。

 FHは、悪玉コレステロールが血液中を流れた後、不要となった分を肝臓でうまく回収できない病気。遺伝子修正したiPS細胞から作った肝細胞は回収機能が正常だったといい、チームは「細胞移植などの根治治療につながる基礎研究成果」としている。