11年前の殺人、逆転無罪 61歳女性「心神喪失」

 東京都東村山市の都営アパートで2008年、隣室にいた手島公子さん=当時(73)=を刺殺したとして殺人罪に問われた無職の女性(61)の控訴審判決で、東京高裁は24日、懲役8年6月とした裁判員裁判の一審東京地裁立川支部判決を破棄し、無罪を言い渡した。芦沢政治裁判長は、女性が当時、心神喪失状態で責任能力がなかったと判断した。

 公判で弁護側は、女性が過去に覚醒剤を使った影響で妄想や幻聴があり、心神喪失の状態だったと無罪を主張。しかし、昨年9月の一審判決は、女性が当時、犯行の発覚を防ぐ行動を取っており「心神耗弱の状態だった」として一定の責任能力を認めていた。

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