コウナゴ不漁、東北も深刻 復興目指す福島、今春ゼロ

福島県沿岸で取れたコウナゴ(福島県提供) 拡大

福島県沿岸で取れたコウナゴ(福島県提供)

 東北の沿岸部に春の訪れを告げるコウナゴが今年、深刻な不漁となっている。特に、主力の魚種として頼ってきた福島県では漁獲高がゼロの異常事態。東京電力福島第1原発事故からの復興を目指す同県の漁業が苦境に立たされている。

 コウナゴはイカナゴの稚魚で、煮干しやつくだ煮に加工される。特に関西地方で需要が多い。

 福島県によると、不漁の原因は近年の海水温上昇とみられる。コウナゴは夏、砂に潜って休眠するが、このところ秋でも水温が下がりにくく、体力が落ちて産卵する成魚が減った可能性がある。不漁は全国的な傾向で、東北にも及んできた。

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