農水ファンド赤字92億円に

共同通信

 農林水産省が所管する官民ファンド「農林漁業成長産業化支援機構」の累積赤字が2018年度末時点で約92億円に膨らむ見通しとなったことが、10日分かった。農産物の海外販路開拓を目指して出資した先の企業が昨年秋に破綻し6億円の損失を出すなど、累積赤字の拡大に歯止めがかからない状況が続いている。

 支援機構は農林水産業の振興を図る目的で13年に官民共同で設立された投資組織で、出資額は国が300億円、民間企業が19億円。これまでに143件の出資を行っているが、投資実績は計画を下回り、17年度末時点で約64億円の累積赤字となっていた。

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