シャープ、負の遺産一掃

共同通信

 シャープは11日、2015年の経営危機の際に発行した優先株について、主要取引銀行2行が保有する約1千億円分全てを21日に手元資金で買い取ると発表した。優先株は議決権がない代わりに配当が高く、経営の重荷となっていた。優先株を消却して「負の遺産」を一掃し、経営再建にめどを付ける。

 戴正呉会長兼社長は東京都内で開いた事業方針説明会で「(経営手腕に関する)自己採点は難しいが、就任から3年で消却を達成できてうれしい」と語った。

 シャープは今後、超高精細の「8K」映像や第5世代(5G)移動通信システムなどの技術を生かして工場の自動化や遠隔医療などに注力する。

PR

経済 アクセスランキング

PR

注目のテーマ