政府、骨太も老後資金の表現削除

共同通信

 政府が経済財政運営の指針「骨太方針」で、当初案にあった個人年金など「私的年金」の活用を後押しするとした表現を最終案では削除していたことが28日、分かった。

 有識者でつくる財務省の財政制度等審議会がまとめた建議でも、原案記載の公的年金の先細りに関する言及が削られたことが判明。老後に夫婦で2千万円の蓄えが必要と試算した金融審議会の報告書が批判された問題が波及し、参院選を前に政府文書の修正が相次いでいる。

 内閣府が5月末に作成した非公表の骨太方針の当初案は「私的年金の活用促進について検討する」と明記したが、21日に閣議決定した最終案には盛り込まれなかった。

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