第29期女流王位戦五番勝負

里見香奈女流王位 対 渡部愛女流二段

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第3局 5月30日(水)福岡県飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」

初防衛へ豊島が先勝 王位戦第1局

友好紙 社会面

 将棋の豊島将之王位(29)=名人、棋聖=に木村一基九段(46)が挑む第60期王位戦7番勝負(西日本新聞社主催)の第1局が4日、名古屋市東区の料亭「か茂免(もめ)」で指し継がれ、午後3時43分、99手で先手番の豊島が勝ち、初防衛に向け好発進した。

 持ち時間各8時間のうち、残りは豊島3時間14分、木村1分。第2局は30、31の両日、札幌市の京王プラザホテル札幌で行われる。

 本局は、木村が豊島を横歩取りに誘導。しかし豊島は機敏な攻めで、中盤からリードを広げた。

 木村の封じ手6四歩(50手目)は52分を費やした苦心の手だったが、優勢の豊島は2筋の歩を突き捨てて5四桂(71手目)と跳ね、最短の寄せを狙った。木村も4六歩(74手目)と反撃を試みたが及ばなかった。投了図以下、2二玉に3四金などから必至がかかる。

 立会人の杉本昌隆八段は「豊島王位の読みが光り、木村九段は持ち味を出せなかった。ただ、木村九段の勝負への執念は将棋界随一。次戦以降、熱戦が見られるだろう」と話した。

■駒得になり指せた

 豊島将之王位の話 駒組み辺りは作戦。角と桂を手放して動いていったのはどうだったか。実戦は駒得になり指せるかと。3二竜(81手目)から寄せ形が見えて、勝ちを意識しました。

■作戦うまくいかず

 木村一基九段の話 一局を通じて私の方から動きにくい状況が続いたので、苦しかった。結果的には作戦がうまくいってなかったかな。うまく指されたように思います。

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