「世界の記憶」、政治化防止を

共同通信

 【パリ共同】フランスを訪問中の柴山昌彦文部科学相は4日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部でアズレ事務局長と会談し「世界の記憶」(世界記憶遺産)登録制度の改革について、加盟国が登録手続きに関与して政治化を防ぐ仕組みとするよう要請した。

 「世界の記憶」はユネスコが歴史的重要性を認めた文書などを登録する。2015年に中国の「南京大虐殺」の資料が登録されたのを受け、日本が制度改革を強く求めてきた。ユネスコは昨年、改革に向けた行動計画を採択し、作業部会を設けて検討している。

 柴山氏は会談後、記者団に対し、アズレ氏が「世界の記憶」を巡る過度の政治化がユネスコのイメージを損ねたとの認識を示したと明らかにし、改革の必要性に関して一致したと述べた。

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