福島原発近くにホタルの光

共同通信

 東京電力福島第1原発事故で全域に出された避難指示の一部が4月に解除された福島県大熊町で5日夜、第1原発から約8キロ離れた小川の暗闇をホタルが淡い光跡を描いて飛び交った。

 生活インフラの整備が遅れ帰還の歩みは遅い。電力に頼らない“自然の光”がゆらゆらと庭を舞う光景に、同町の農家佐藤右吉さん(80)は帰還を望みつつも避難を続ける住民の姿を重ねた。

 避難生活中、時折自宅に戻った佐藤さんが雑草対策に除草剤を使ったところホタルの数が激減。佐藤さんは昨年から除草剤をやめ「ホタルの帰還準備」を進めてきた。

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