病気未発症でも慰謝料認める

共同通信

 長崎県大村市の製麺会社の元従業員が、長時間労働の未払い賃金や慰謝料を会社に求めた訴訟の判決で、長崎地裁大村支部が、慰謝料30万円の支払いを命じていたことが4日、分かった。原告代理人によると、具体的に病気を発症していなくても慰謝料を認めた判決は異例という。

 9月26日の判決によると、元従業員の男性は2012年から17年までミキサーに小麦粉を入れる業務などに従事。時間外労働が月90時間以上で、160時間を超えた月もあった。

 宮川広臣裁判官は、「労働状況を改善せず、人格的利益を侵害した」と判断。未払いの残業代や慰謝料の支払いを命じた。

 会社側は控訴する方針。

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