古都奈良でシカの角切り

共同通信

 古都奈良の秋の風物詩「シカの角切り」が13日、奈良公園(奈良市)の鹿苑で行われた。逃げるシカと、縄を持って追い込む勢子の攻防に歓声が上がった。

 シカにとって秋は恋の季節で、発情期を迎え攻撃的になる。保護活動に取り組む「奈良の鹿愛護会」によると、成長した角で人を傷つけることを防ぐため、江戸時代初期に始まったという。

 太鼓の音が鳴り響く中、法被姿の約20人の勢子たちが赤い布を振ってシカを追いつめ、角に縄を引っ掛けて押さえ付けた。中には縄をふりほどいて逃げ出すシカも。神職役がのこぎりで角を切り落とすと拍手が起きた。

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