イラク、デモ隊が原油生産妨害

共同通信

 【カイロ共同】反政府デモが続くイラクで28日、デモ隊が南部ナシリヤ油田の施設に侵入、職員に命じて電力を遮断し油田の生産を妨害した。ロイター通信が伝えた。生産にどれほど影響が出たか不明。

 イラクのデモは10月1日に始まった。世界有数の産油国ながら水道や電気などの公共サービスが劣悪な上、失業率も高いことに不満を抱く若者らが南部や首都バグダッドなどで抗議している。ロイターによると、デモ隊は「祖国がない。石油もない」などと叫んでいたという。

 デモ過激化によって南部バスラ近郊の港への道が一時閉鎖されるなどしており、長期化による原油輸出などへの影響が懸念されている。

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