「CSR」とは?

グロービス経営大学院

CSRとは、企業の社会的責任。

企業は、顧客や株主、従業員といった直接のステークホルダーだけではなく、広く社会全体に対しても責任を果たし、また価値を提供すべきという考え方。

具体的には、法令順守のような倫理的な行動の遵守と、積極的な環境対策や障害者の雇用、貧困撲滅支援などといったポジティブな貢献の両方が期待されている。

もともと企業(特に大企業)は公器としての性格が強く、また、行政からも用地提供などの便益を受けるなど、社会との関連性は強かった。企業もまた社会に価値を還元するのは自然な考え方といえる。

しかし、20世紀は、その方法は商品・サービスの提供、納税、雇用の提供などに偏っていた。企業活動に邁進することが社会に価値を還元することにつながると考えられていたともいえる。

生活レベルが高くなく、経済成長こそが豊かな生活をもたらすと考えられている国や時代ほどその傾向は強い。しかし、特に90年代以降、少なくとも先進国においてはこうした単純な考え方は通用しなくなっており、より広く社会に責任を果たすことが求められている。

企業側も、社会市民として、さまざまな社会的問題に積極的に取り組むことが、ブランド価値や人材獲得をめぐる競争力を高め、持続的な成長につながるとの考え方をとるようになりつつある。

さまざまなCSR活動の中で最も早いうちから注目されたのは環境への取組みであるが、近年では、貧しい国々の製品を積極的に買う、独裁国家からの製品は買わない、地域の教育プログラムの支援をするなど、より政治・行政に近い領域もCSRに含まれるようになっている。

 

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