日銀国債購入に懸念、福井元総裁

共同通信

 日銀総裁を2003年3月から5年間務めた福井俊彦氏(84)が、日銀による国債購入で政府の財政規律が緩む恐れがあると懸念し「(総裁)着任後は国債はもう買い増ししないとひそかに心に決めた」と発言していたことが23日、日銀の内部文書で分かった。当時と経済環境が異なるとはいえ、国債購入を含む大規模な金融緩和を長期間続けている黒田東彦現総裁と対照的な政策運営が浮かび上がった。

 日銀が16~17年に福井氏に総裁在任中の出来事についてインタビューし、18年に口述回顧としてまとめた。共同通信の情報公開請求を受け入れて開示した。

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