石木ダム差し止め認めず、長崎

共同通信

 長崎県と佐世保市が同県川棚町に計画する石木ダム建設に反対し、住民や支援者ら約600人が県と佐世保市を相手取って工事の差し止めを求めた訴訟の判決で、長崎地裁佐世保支部は24日、請求を棄却した。住民らは控訴する方針。

 住民らは、ダム建設により豊かな自然環境の中で生活する権利が奪われると主張。平井健一郎裁判長は「主張は主観的で、保護すべき内容や権利が具体的に定まっていない」と退けた。住民らは、利水面からもダムの必要性はないと訴えていたが、判決は判断を示さなかった。

 石木ダムは佐世保市への給水や川棚町の治水が目的。本体は着工しておらず、完成目標は2025年度。

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