「環境経営」とは?

グロービス経営大学院

環境経営とは、環境対応や環境保全を、企業活動を行う上での当然の責務と位置づけながら、同時に経済的価値を生み出し、企業価値向上を図ろうとする経営のこと。

環境関連法令の遵守といった受身の発想だけではなく、環境保全への自発的な関与、さらにはそれを積極的にビジネスチャンスや顧客への提供価値向上に結びつける姿勢が求められる。

我が国では高度成長期に多くの公害問題が起こったことから、公害対策の一環としての法令順守には比較的早い段階から注目が集まっていた。また、公害対策技術についても世界の先端を行っていた。

しかし、近年では、環境問題は公害対策の範囲を超え、温暖化対策や資源の保存、生態系の維持なども含むようになってきた。我々の子孫が生活しやすい自然環境をしっかり残すことが求められるようになったのだ。

こうした流れを受けて、リサイクルやリユースビジネスが注目されたり、また、トヨタの「プリウス」に代表される、「地球に優しい」製品の開発などが盛んになっている。ペーパーレスや夏の空調温度の引き上げなど、身近なところから環境保全に取り組む企業も激増している。

環境経営にいち早く取り組んだリコーグループでは、1999年より環境会計を公表し、環境保全のために使ったコストとそのリターン(保全効果、経済効果)を可能な限り定量的に把握し、外部に公表している。

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