北方領土「ビザなし訪問」延期へ

共同通信

 政府は5月開始を予定していた北方領土への今年のビザなし訪問に関し、延期する方針を固めた。複数の政府筋が4日、明らかにした。新型コロナウイルス感染症の終息のめどが立つまでの間、見合わせる方向だ。

 ビザなし訪問は、日本国民が旅券やロシアの査証(ビザ)を持たずに北方領土を団体で訪れる渡航形式。元島民による墓参や地元住民との交流などを目的に、例年5~10月に複数回実施している。実績を積み重ねて北方領土問題解決への機運を醸成したい日本にとって、延期は痛手になる可能性がある。

 政府筋によるとロシアは4日までに、ビザなし訪問に伴う感染拡大への懸念を日本政府に伝達した。

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