「ワーキング・キャピタル」とは?

グロービス経営大学院

ワーキング・キャピタルとは、通常のビジネスを回していくために必要な資金。

売掛金の未回収、在庫への投資、買掛金による支払猶予が原因となって増減する。WC、運転資本。

ワーキング・キャピタル = 流動資産 - (短期借入金を除いた)流動負債

 

ワーキング・キャピタルは、資金繰りを考える際にきわめて重要な項目である。会計上の損益計算書(P/L)が黒字でも、このワーキング・キャピタルが急増して資金繰りに行き詰まり、倒産する会社も存在する(これを黒字倒産という)。

ワーキング・キャピタルは、絶対額の把握もさることながら、対前年、対前月に比べ、どれだけ増加しているかを適切に把握することが必要である。なぜなら、ワーキング・キャピタルの増分が、必要資金額の増分に直結するからである。

一般に、売上高が増えるとワーキング・キャピタルは増える傾向にあるが、売上増に比べてワーキング・キャピタルが急増している場合には、資金管理の面で要注意であり、早期の資金手当てが求められる。

ワーキング・キャピタルが増える要素は大きく3つある。売掛金の増加、在庫の増加、そして買掛金の減少である。逆にいえば、この3つを適切にコントロールすることで、必要以上にワーキング・キャピタルが増えることを抑制することができる。

その中でも重要なのが、在庫の適切な管理と売掛金の適切な管理である。

在庫管理については、「死に筋」を把握して、そうしたモノの仕入・製造を行わない、あるいは仕入から販売までのサイクルタイムを短くする、などの方法がある。

売掛金管理については、与信管理を強化する、取引条件を有利なものにするなどの方法がある。

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