コロナ、免疫暴走抑える薬に期待

 免疫学者の平野俊夫・量子科学技術研究開発機構理事長(73)が1日までに共同通信のインタビューに応じ、新型コロナウイルス感染者の命を脅かす重篤な肺炎は免疫の暴走が原因で、この仕組みに関与するインターロイキン6(IL6)という物質を薬で抑えることで治療が可能になるとの見方を示した。

 平野氏はIL6発見者の一人。関節リウマチ治療薬「アクテムラ」にはIL6の働きを抑える作用があり、重症のコロナ感染症に対する治験が世界で始まっている。感染が分かった人の2割が重症化しており「治験が成功すれば多くの人の死亡が回避でき、社会活動の再開も可能になるのではないか」と語った。

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