ブナの幹、すらり整然と 美人林(新潟県十日町市)

 空に向かってすらりと伸びたブナの幹。頭上高く、風に揺れる若葉から、木漏れ日とともに野鳥の声が降り注いでくる。

 新潟県十日町市の「美人林」。3ヘクタールほどの丘陵に樹齢約100年のブナ約3千本が立ち並ぶ。大正末期、木炭にするため山の木が全て伐採された。その後、ブナが一斉に生えだしたことで幹の太さと高さが整い、いつしか美人林と呼ばれるようになった。

 人気の観光スポットだが、大型連休中は林自体が閉鎖中だ。近くの里山科学館「森の学校キョロロ」では、代わりに「おうちで美人林」と題し、写真や映像をホームページで公開している。同館学芸員の小林誠さん(39)は「紅葉や雪景色など四季を通じて楽しめる。ウイルスの流行が収まったら、見に来てほしい」と呼び掛けている。

( 新潟日報= 文 ・与口幸子 写真・清水尚之 )

 ※現地に出かけるのは感染終息後にしましょう。

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