19年度粗鋼生産、1億トン割れ

共同通信

 日本鉄鋼連盟が19日発表した2019年度の粗鋼生産量は前年度比4・3%減の9842万8千トンだった。米中貿易摩擦の余波に加えて新型コロナウイルスの感染拡大で需要減が顕在化し、リーマン・ショック後の09年度(9644万8千トン)以来、10年ぶりに1億トンの大台を割り込んだ。鉄鋼大手は高炉休止など危機対応に直面している。

 新型コロナの影響で自動車各社が国内生産を一時停止するなどし、需要が急減。建設業向けも低調に推移した。鉄鋼連盟の担当者は「コロナの先行きは見えない。足元が厳しい状況に変わりはない」としており、20年度の粗鋼生産は19年度を下回る可能性がある。

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