食虫植物、遺伝子倍増で進化

共同通信

 食虫植物のハエトリソウの仲間は、少なくとも1億年前にゲノム(全遺伝情報)が倍に増える「ゲノム重複」という現象が起き、昆虫を捕獲し栄養にするために必要な機能をほぼ同時期に獲得したとみられると、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)などの研究チームが米科学誌に発表した。

 食虫植物が昆虫の消化に使う酵素は、外敵の細菌などを分解する酵素に由来することは分かっていたが、進化の過程が明らかになったのは初めてという。

 チームはモウセンゴケ科の食虫植物、ハエトリソウとムジナモ、コモウセンゴケの計3種のゲノムを解読。3種共通の祖先で、ゲノム重複が起きた痕跡を見つけた。

PR

科学・環境 アクセスランキング

PR

注目のテーマ