那智の滝で茶人不白しのび献茶式

共同通信

 和歌山県那智勝浦町にある世界遺産・熊野那智大社のご神体「那智の滝」前で4日、江戸時代の茶人川上不白をしのぶ献茶式が開かれた。流れ落ちる滝の音が響く中、不白を流祖とする江戸千家宗家蓮華庵の川上紹雪副家元(61)が厳かにお点前を披露した。

 不白は同県新宮市生まれ。那智の滝を信仰していたと伝わり、2007年に新宮市で開催された没後200年の記念茶会の翌08年から、毎年秋に滝前での献茶が行われている。

 例年は全国から流派の仲間が訪れるが、今年は新型コロナウイルスの影響で献茶式のみとなった。川上副家元は「コロナが終息し、世の中が平安になるよう祈った」と話した。

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