毒ガス後遺症の死者を慰霊、広島

共同通信

 旧日本陸軍の毒ガス製造工場があった広島県竹原市の大久野島で15日、毒ガス製造による後遺症で亡くなった工員らの慰霊式が開かれ、遺族ら55人が参加した。

 被害者団体や周辺の市町でつくる大久野島毒ガス障害者対策連絡協議会が主催。34回目となる今年は、新型コロナウイルスの感染防止のため参列者数を絞った。

 大久野島は瀬戸内海の沖合約3キロに位置し、軍の機密のため島は地図から消された。毒ガスは1929年から45年まで製造。工員のほか動員学生らが働き、肺や気管支に後遺症を患った。広島県によると、毒ガス障害者に認定されたのは今年10月1日時点で1145人。

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