天元戦第2局始まる 右下隅から攻防「長期戦の様相も」

友好紙

 囲碁の井山裕太天元(31)=棋聖、名人、本因坊=に一力遼碁聖(23)が挑む第46期天元戦5番勝負(西日本新聞社主催)の第2局が20日、札幌市中央区の京王プラザホテル札幌で始まった。

 第1局は一力が290手までで黒番半目勝ち。連勝すれば、3度目の挑戦となる天元獲得へあと1勝と迫る。井山は天元戦5連覇中で名誉天元の資格も持つ。第1局直後に名人位を奪取して四冠に復帰しており、巻き返しに期待がかかる。

 定刻の午前9時、立会人のマイケル・レドモンド九段の合図で黒番の井山が右上隅小目(17四)に第1着を打ち下ろした。一力は白2(3十六)と応じ、四隅を小目で占める展開になった。速いペースで進んだ後、右下隅で攻防が始まった。レドモンド九段は「黒13のハサミは、最近では見掛けない形。今後、長期戦の様相もある」と話した。

 持ち時間は各3時間で、20日夕方には勝敗が決する見通し。対局の模様は西日本新聞ホームページでも速報している。

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