第44期天元戦五番勝負 第3局 11月23日(金)

井山裕太天元 対 山下敬吾九段

佐賀県鹿島市「祐徳稲荷神社」

特設ページへ

天元戦第2局 井山が勝ちタイに

友好紙

 囲碁の井山裕太天元(31)=棋聖、名人、本因坊=に一力遼碁聖(23)が挑戦している第46期天元戦5番勝負(西日本新聞社主催)の第2局が20日、札幌市中央区の京王プラザホテル札幌で打たれ、午後5時49分、黒番の井山が223手までで中押し勝ちした。井山は対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 持ち時間各3時間のうち、残りは両者とも1分。第3局は、11月27日に福岡県久留米市の「ホテルマリターレ創世 久留米」で打たれる。

 序盤から激しい競り合いとなった。井山は右下隅で黒33(15十三)と切り、下辺で黒45(9十五)と意欲的に打ったが、一力も無難に対応した。中盤は一力が白82(7四)から白90(9七)まで中央を譲らず、井山が黒93(6二)までのフリカワリで左上の白を取るなど、主導権を奪い合う展開が続いた。

 左辺の強化を図った一力が白104(6十二)から白114(4十一)で黒の形を崩すなど優位になった場面もあったが、終盤は難解なヨセに突入。最後は井山が一歩抜け出した。

 立会人のマイケル・レドモンド九段は「白198(16十一)が白の敗着か正解か、研究しなければ分からないほど難解な碁だった。激しくやり合う中にも繊細さがある、囲碁の持つ魅力が全て出た迫力のある内容だった」と話した。

PR

文化 アクセスランキング

PR

注目のテーマ