AIによるダイナミックプライシングを活用した電力サービス開始

PR TIMES アークエルテクノロジーズ株式会社

30分ごとに変動する電気料金をLINE通知、基本料金なし100%クリーン電力メニューも提供~環境志向の高いZ世代のエシカル消費ニーズにも対応、来春までに3千件導入を目指す~
Press Release
報道関係者各位
2020年11月5日
アークエルテクノロジーズ 株式会社

AIによるダイナミックプライシングを活用した電力サービス開始
30分ごとに変動する電気料金をLINE通知、基本料金なし100%クリーン電力メニューも提供
~環境志向の高いZ世代のエシカル消費ニーズにも対応、来春までに3千件導入を目指す

 デジタルイノベーションで脱炭素化社会の実現を目指すCleanTech(クリーンテック)企業のアークエルテクノロジーズ株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役:宮脇良二、以下「当社」)は、この度、業界初のAIによるダイナミックプライシングを活用した電力サービス「アークエルエナジー」の提供を開始します。



▲サービス発表会の様子

<サービスの提供背景>
 菅首相が、就任後初の所信表明演説で、環境対策で先行するEU同等の目標である「温暖化ガス2050年実質ゼロ」にする方針を示し、エネルギー業界では産業構造の転換が迫られています。さらに、気候変動問題が年々深刻化する中、「環境保全や地域・社会のことを考慮して作られたモノ」を購入する「エシカル消費」が生粋のデジタルネイティブ世代である現在16歳~24歳のZ世代を中心に増加するなど、世界的に環境志向が高まっています。
 一方、日本におけるCO2フリーなクリーン電力の提供は、先進する欧米に遅れをとっている実態があり、二酸化炭素の約6割が発電と運輸部門から排出されていることから、温室効果ガス排出量を削減するためには、クリーンエネルギーの活用や車両の電動化が求められています。
 また、太陽光発電などクリーンエネルギーの導入が進む九州では、季節や時間帯によっては電力需要を大きく上回るほどの電気が発電され、電気が余ってしまうという実態があります。実際に、よく晴れた春と秋に太陽光発電の出力を制御することが多くなっており、2019年は48日間の出力制御が発生し、一般家庭1万世帯分の年間電力需要に相当する量のクリーン電力が余っています。当社では余剰となっているクリーン電力を有効活用することが脱炭素化社会を実現する1つの手段になると考え、新サービスの提供に至りました。
<業界初の新サービス「アークエルエナジー」について>
「アークエルエナジー」は、利用者のニーズに合わせて2つの料金プランからCO2フリーなクリーン電力の購入方法を選べる電力サービスです。
「DPプラン(ディーピープラン)」は、AIを活用し、変動する価格で電力を購入できる業界で初めてダイナミックプライシングを活用したプランで、電気料金を節約したい方におすすめです。月々1,000円(税別)の利用料を支払うことで、30分ごとに変動する電気料金を原価で購入できる点が最大の特徴で、利用者は事前にLINEで通知された電気料金を参考に、安いタイミングで電気を利用することで、家庭の電気料金を1~3割節約することが可能です。また、電力小売市場では、クリーン電力の供給量が増加する昼の時間帯に電気料金が安くなる傾向にあるため、本サービスが普及し安価な電力の利用を促進することで、クリーン電力の有効活用促進を狙います。
「フラットプラン」は、100%クリーンなCO2フリー電気だけを使用しており、基本料金無料で、使用量に応じて電気料金を支払う従量料金プランです。一般的な電力会社とは異なり、どれだけ電力を使用しても1kWhあたりの単価が変わらないため月々の支払い料金を抑えることができるうえ、クリーン電気だけを使いたい方におすすめです。

<サービス概要>
提供メニュー:
・プラン1:「DPプラン(ディーピープラン)」
特徴:



DPプランは、30分毎に変動する日本電力卸売市場(JEPX)の価格によって電気料金(従量料金の部分)を決定します。なお、託送料と電気料金は当社が原価で提供します。また、アプリからマイページを参照することで、EVの充電履歴や料金を確認することができます。
例えば、一般的な戸建て3人世帯の電気代(九州電力の従量電灯B 40Aをご契約で、毎月556kWhご使用の場合)では、毎月約5,164円(約35%)節約可能。
料金:
サービス料(月1,000円固定)+託送料(kWhあたり固定)
+電気料金(kWhあたり変動)の合計(再エネ賦課金は別途発生)



▲直近のJEPX(電力小売市場)価格の月平均値



▲DPプランにおける「従量料金」部分の30分毎変動イメージ(円/kWh) 



▲LINE通知画面イメージ
 
プラン2:「フラットプラン」
特徴:
使用量に応じた従量課金型でCO2フリーなクリーン電力を利用できる基本料金無料のプラン。



例えば、一般的な戸建て3人世帯の電気代(九州電力の従量電灯B 40Aをご契約で、毎月556kWhご使用の場合)では、毎月約1,745円(約11%)節約可能。

料金:
利用単価はエリアに応じて一律で設定
(九州電力管内においては、一律1kWhあたり税込23.3円で提供)

提供開始日:DPプラン=2020年11月1日~、フラットプラン=2020年10月1日~
提供エリア:九州エリアより順次全国展開予定
URL:https://aakel-energy.com/
申し込み方法:上記サイトの申し込みフォームより申し込み可能
■アークエルテクノロジーズ株式会社 代表取締役 宮脇良二のコメント


先日、我が国で2050年温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするという宣言が出されました。現状を考えると大きなイノベーションなしに、この野心的な目標を達成することは難しいと言われています。一方で、九州では2019年度に太陽光の出力制御が74日も行われ、大量のクリーン電力が無駄になっています。こうしたギャップを埋めていくために我々アークエルエナジーは脱炭素化に向けた仕組みの構築を目指しています。脱炭素化の議論は車の電動化や再エネや水素等の発電技術の議論が中心ですが、我々は脱炭素化には消費者の行動様式の変化が欠かせないと考えています。欧米の先進事例も参照しながら、我が国における消費者の行動様式に焦点を当てた仕組みの構築を進めていきます。
プロフィール
1998年にアンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社し、2000年以降はエネルギー業界向けのコンサルティング業務に従事。2010年9月に電力・ガス事業部門統括に就任。2018年にアクセΩチュアを退社し、2018年8月、代表取締役としてアークエルテクノロジーズ株式会社を創業。エネルギー企業の自由化戦略、デジタル化戦略領域のトップコンサルタントとして講演・寄稿、九州・アジア経営塾指導パートナー(2011年~現在)、スタンフォード大学客員研究員 (2018年9月~ 2019年8月)等の教育/研究活動にも従事。
■東京大学先端科学技術研究センター 特任助教 辻真吾氏のコメント


人類の活動にはエネルギーが必要です。どのような資源からエネルギーを得るかも問題ですが、作られたエネルギーをより効率的に利用することも重要です。数理最適化の手法を用いれば、こうした問題を解くことが可能です。コンピュータを動かすのにも電力が必要ですが、このほんの少しの電力で相当な量のエネルギーを削減することができます。デジタルで脱炭素を目指すこうした姿勢こそ、これからの人類のあるべき姿だと考えています。

プロフィール
東京大学大学院工学系研究科計数工学専攻修士課程を修了後、創業間もない「株式会社いい生活」でエンジニアとしてWebアプリを開発。東大先端研で博士課程修了後から現在まで東京大学に勤務。専門分野は数理工学の基礎、分子生物学(特にガンに関する分野)、Pythonを使ったデータ解析。主な著書「あなたのラボにAIX ロボットがやってくる」「Pythonスタートブック」など。

■アークエルテクノロジーズ株式会社概要
一人ひとりがソーシャルアントレプレナー精神をもち、「デジタルイノベーションで脱炭素化社会を実現する」をミッションとして、福岡・東京の企業を中心に「脱炭素化プラットフォームサービス事業」、「DXコンサルティング事業」等のサービスを提供しています。脱炭素化社会に向けては、化石燃料から再生可能エネルギーにシフトすることが重要である一方、再生可能エネルギーは変動が大きく余剰になることも多いという課題があります。そのため、当社はテクノロジーを活用し、クリーンエネルギーを最適に利用することができる社会システムを構築する事を目指します。

社名:アークエルテクノロジーズ 株式会社
代表取締役社長 :宮脇良二
設立:2018年8月1日
社員数:20名
本社所在地:福岡県福岡市中央区大名2丁目6番11号 Fukuoka Growth Next
東京事務所:東京都渋谷区神宮前6-28-9 東武ビル6階Regus内
事業内容:脱炭素化プラットフォームサービス事業、DXコンサルティング事業
HP:https://aakel.co.jp/



【本件に関するお問い合わせ先】
アークエルテクノロジーズ株式会社 広報担当 田畑・青木
TEL:092-732-7551 MAIL: pr@aakel.co.jp

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