西大寺「大茶盛」個別の茶わんで

共同通信

 顔を覆うほど大きな茶わんで抹茶を回し飲みする西大寺(奈良市)の伝統行事「大茶盛」が28日、個別の器で茶を提供する形式で開かれた。新型コロナウイルス感染防止対策という。

 初回の茶席は午前10時ごろ始まり、60畳の和室にマスク姿の招待者15人が約2メートル間隔で着席。それぞれが大ぶりのおわんを持ち上げ、お茶を飲み干していた。参加した奈良市の岡本健一さん(71)は「茶わんは私の顔より大きく、ずっしりとした重さがあった。大茶盛の良さを実感できた」と話した。

 大茶盛は鎌倉時代以来の歴史ある行事で、高僧・叡尊が茶を振る舞い、人びとが回し飲みしたのがルーツとされる。

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