天元戦第4局 一力碁聖が快勝、2勝2敗のタイに 

 囲碁の井山裕太天元(31)=棋聖、名人、本因坊=に一力遼碁聖(23)が挑戦している第46期天元戦5番勝負(西日本新聞社主催)の第4局は7日午前9時から、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで打たれ、午後4時38分、208手までで白番の一力が中押し勝ちし、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。

 持ち時間各3時間のうち残りは井山2分、一力3分。最終の第5局は16日、徳島市の「徳島グランヴィリオホテル」である。

 井山2勝、一力1勝で迎えた第4局は比較的穏やかな立ち上がりとなった。黒番の井山は黒61(12十七)から63(13十六)のツケギリで手堅く打ち進めた。

 一力が白70(3十一)と打ち込んで戦場は左辺に移った。コウを経て白88(16一)まで右上とのフリカワリに。さらに一力は左下で白6子を捨てるサバキを見せ、白120(10十五)とハネて優勢に立った。以降は手厚く打ち回し、井山に反撃の隙を与えず快勝した。

 立会人の石田篤司九段は「終局直後の時点で、井山天元に敗着といえる手は見つかっていない。一力碁聖の好局で、本人も手応えを感じているのではないか」と話した。

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