一力が井山破り初の天元位 囲碁・天元戦第5局

 囲碁の第46期天元戦5番勝負(西日本新聞社主催)の第5局が16日午前9時から徳島市の徳島グランヴィリオホテルで打たれ、午後4時48分、挑戦者の一力遼碁聖(23)が井山裕太天元(31)=棋聖、名人、本因坊=に183手までで黒番中押し勝ちし、対戦成績3勝2敗で初の天元位を獲得した。

 一力は8月の碁聖奪取に続く二冠目となり、九段昇段も果たした。

 今シリーズは第3局でかど番に追い込まれた一力だが、第4、5局を連勝し、天元戦挑戦3度目で奪取に成功した。井山は天元戦史上初の6連覇はならず、三冠に後退。芝野虎丸王座・十段(21)を含めた3人で七大タイトルを分け合う勢力図になった。

◆一力 遼(いちりき・りょう)碁聖 1997年、仙台市生まれ。宋光復九段門下。2010年にプロ入り(初段)、17年八段。13年、広島アルミ杯若鯉戦で公式戦初優勝。16年、天元戦で七大タイトルの挑戦手合に初出場。今年8月、碁聖戦で七大タイトルを初獲得。

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