「サル団子」、強い雄ぬくぬく

 多くのニホンザルが体を寄せ合い、寒さをしのぐ冬の風物詩「サル団子」。群れの中で順位が高い雄は内側に陣取り、より多くの個体と接触して暖を取っていることを、京都大の石塚真太郎研究員(行動生態学)が4日までに突き止めた。

 石塚さんは「順位が高いと多くの食物や繁殖相手を得られることが知られていたが、防寒面でも優位だった」と話す。今後は雌の順位と位置取りの関係も調べる予定。

 17年冬、野生のニホンザルを餌付けしている香川県・小豆島で約150匹の集団を観察。サル団子の写真を100枚撮影し、雄の位置と接触個体数を調べると、順位が高いほど内側にいる回数の割合が高かった。

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