からくり人形が実際に琴を演奏

 大阪府寝屋川市のからくり人形師、東野進さん(71)が琴を演奏する人形を約7年かけて完成させた。東野さんによると、これまで音に合わせて三味線を弾く「ふり」をするものはあったが、実際に音を奏でる人形は例がない。7月に江戸東京博物館(東京都墨田区)で披露される。

 小さな琴の前に座った着物姿の女性の人形が体を前後に動かしながら右手で弦をはじくと、日本古謡「さくらさくら」の美しいメロディーが響いた。人形の台座の中にあるぜんまいを動力とし、ほかに「荒城の月」も演奏できる。東野さんは「一つ一つの動きの微妙な調整を何万回も繰り返した。途方もない作業だった」と振り返る。

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