規制委トップ「安全神話に注意」

 原子力規制委員会の更田豊志委員長は11日、東京電力福島第1原発事故から10年となる職員訓示で、政府が「世界最高水準」だと強調する新規制基準に基づく審査に原発が合格することを「新たな安全神話とならないよう十分注意する必要がある」と呼び掛けた。

 国会事故調査委員会による事故原因分析で、規制当局が電力会社などに逆に取り込まれていたと指摘された点に関しては「解消されたと考えてはいけない。『規制のとりこ』への恐れはずっと意識され続けるべきだ」と述べた。

 更田氏は「安全を求める闘いは想定外を減らす闘い。それには常に新たに考えることが不可欠だ」と話した。

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