十二指腸手術に「細胞シート」

 長崎大は12日、患者自身の細胞を培養した「細胞シート」を、十二指腸がんの手術に使う世界初の治験を4月から始めると発表した。自身の細胞で組織再生を促し、手術による合併症を防ぐのが狙い。2023年3月までに計6例行う予定で、今後、消化器系に使用可能な細胞シートの製品化を目指す。

 長崎大によると、十二指腸がんの手術では「ESD」と呼ばれる内視鏡と電気メスを使い患部をはがす手法などが用いられる。

 治験の対象は早期の患者で、筋肉細胞を培養して細胞シート(直径2・5センチ、厚さ0・1ミリ)を作製。がん切除後、腹腔鏡手術で十二指腸の外側にシートを貼り付け患部をふさぐ。

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