PTA「会長は男性、実務は女性」なぜ? 性別分担の慣例、見直す動きも (2ページ目)

性別で役職振り分ける学校も

 取材班には「PTAの各役員分担が性別で決められていてびっくりしました。PTA活動ではこれが普通なのでしょうか」(愛知県の女性)との投稿もあった。

 女性の低学年の子が通う小学校では、PTA会則の中で本部役員について「(役員)1年目の女性は3人とも女性代表、(役員1年目の)男性は会計監査に2人、書記あるいは会計に1人」とあり、会計監査は男性の役職と決められている。

 会則は数回改正されているが、性別で役職を振り分けた経緯は不明だ。事務局の学校は「男性を含むたくさんの人に関わってもらうためにつくられたと思う」と想像する。

 女性は「男女で振り分けるのは今の時代は駄目だと思う。『女性代表』を置くことにも違和感がある。他の人も疑問に思わないのか気になる」ともやもやが尽きない。

 PTA問題に詳しい文化学園大(東京)の加藤薫教授(日本文化論)は「男性の役職が明文化されているケースは聞いたことがない。任意加入を前提の上で、実働班が母親という実態を変えるべきだ」と指摘する。 (中日新聞・佐々木香理)

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