吉田源之丞さんら 京仏師3人が出品 九博で「伝承の世界」展

 九州国立博物館(太宰府市)で「京仏師 伝承の世界」展が開かれている。織田信長に焼き打ちされた比叡山の復興に尽力した「大仏師」の初代以来、約440年の伝統を守る第15代の吉田源之丞さん(61)=写真=ら3人の京仏師の作品約100点を展示。14日まで。

 京仏師は教科書などに出てくる運慶、快慶が鎌倉時代に名声を響かせたことで有名。京仏師たちはその後も、繊細な技を駆使した彫像を全国の寺社仏閣に残している。ただ、九州ではなじみが薄いことから九州国立博物館振興財団の後援で今回、展示会が実現した。

 11日に会場を訪れた吉田さんは「(伝統のある)京都で造られた仏像や仏具を見てほしい」と語った。28日~31日には福岡市・天神のエルガーラでも展示される。いずれも入場無料。


=2014/03/13付 西日本新聞朝刊=

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