『博多旧町名歴史散歩』  日高三朗・保坂晃孝 著  (1600円+税)

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『博多旧町名歴史散歩』日高三朗・保坂晃孝著(1600円+税)

 戦国時代末期に焼け野原となった博多は、豊臣秀吉の「太閤町割り」の復興事業によって現代につながる都市基盤が出来上がった。しかし、1966(昭和41)年の町界町名整理事業で133あったとされた福岡市・博多部の旧町は、24の新町に整理統合され、人々の暮らしとともに栄えた町名は地図から消滅した。

 本書は西日本新聞都市圏版で連載された「博多・旧町を訪ねて」を大幅に加筆修正し、66の旧町を紹介。古地図のほか明治、大正、昭和期の写真をふんだんに使い、博多の年中行事なども掲載した。

 箔屋(はくや)町、御供所(ごくしょ)町、桶屋町、鰯(いわし)町、魚(うおの)町、店屋(てんや)町、廿家(にじゅうや)町、芥屋町、瓦町…。旧町名から、人々の営みや風情を思い浮かべることができる。博多の歴史文化を知る町歩きガイド本として最適だ。

〈B5判変型・1600円+税〉


=2014/03/16付 西日本新聞朝刊=

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