「実現困難」の提言案を了承

 大学入試の在り方を検討する文部科学省の有識者会議は30日、2025年1月以降の大学入学共通テストにおける英語民間検定試験と記述式問題の導入は、公平性や採点の正確性への懸念から実現は困難だとする提言案を大筋で了承した。文科省には受験生の混乱を招いた経緯の反省を求めた。同省は提言に基づき、今夏に導入断念を正式決定する。

 文科省は民間検定と記述式を入試改革の柱と位置付けて21年1月に初めて実施した共通テストで導入する予定だったが、受験生らの反発を受けて19年11~12月にいずれも見送っていた。有識者会議は、各大学の個別入試での活用を促すとの意見で一致した。

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