エルニーニョ、今夏発生か 九州では冷夏、多雨の恐れ

 気象庁は南米ペルー沖の太平洋赤道海域で今夏、5年ぶりにエルニーニョ現象が発生する可能性が高いと発表した。

 エルニーニョはペルー沖の赤道周辺の広い海域で海水温が平年より高くなり、その状態が長期間続く現象。熱帯海域での温水域の位置が変わり、大気の対流活動が活発な場所も変化するため、世界的な異常気象をもたらすとされる。

 福岡管区気象台地球環境・海洋課によると、エルニーニョが発生した場合、フィリピン近海の大気の対流活動が不活発になり、暑さをもたらす太平洋高気圧の日本列島付近への張り出しが弱まることが多い。このため、日本は冷夏となることが考えられる。九州地方では、気温が平年並みか低く推移し、梅雨の長期化など多雨となる傾向にあるという。

=2014/04/11 西日本新聞=

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