腕にシート、自ら抗体検査

 微細な針が並んだ紙のシートを腕に貼って体液を吸い上げ、センサーで抗体の量を検査する―。新型コロナウイルス対策に役立てようと、東大でこんな研究が進んでいる。蚊が人間の血を吸うのに似た方法で、元々は糖尿病予備軍の血糖値を測る目的で始まった。

 研究しているのは、東大生産技術研究所の金範ジュン教授(53)のチーム。「マイクロニードル」と呼ばれる、先端の直径が50マイクロメートル(1ミリの20分の1)以下、長さが1ミリ以下の小さな針を紙のシートに並べて加工。これを腕に貼ると、針が皮膚の下から「細胞間質液」を吸い上げ、センサーに到達すると抗体の量が分かる仕組みだ。

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黒の扉

  • 2021年12月2日(木) 〜 2021年12月7日(火)
  • 福岡アジア美術館7階企画ギャラリーB

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