秋の深まり告げるリンドウ

 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する熊野古道に近い真言宗の阿弥陀寺(和歌山県那智勝浦町)で、青紫色のアサマリンドウがたくさん花を咲かせ、足を運んだ人々に秋が深まりつつあることを告げている。寺によれば「10月末ごろまで、光景を楽しめるのでは」という。

 咲いているのは「火生三昧跡」と呼ばれ、平安時代に行者が過酷な修行をしたとされる、こけむした場所。今月下旬に静岡県内から来た60代の男性は、リンドウを目当てに6年続けての訪問。「歴史を感じる場所で群れ咲く清らかな花の姿は、とても美しい」と見入っていた。

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