幻のキノコ、福島で絶滅危機

 本州では唯一、福島県川内村で自生が確認されている幻のキノコ「センボンキツネノサカズキ」が、東京電力福島第1原発事故後の除染を含む森林整備で絶滅の危機にさらされている。愛好者らでつくる福島きのこの会は「間伐や下刈りなどでキノコが発生する環境が狭められている」と指摘。今後も調査を続けながら環境保護を訴える。

 同会などによると、このキノコはベニチャワンタケ科。ピンク色で直径0・6~1センチの深いわん形をし、樹皮が残るミズナラの倒木に密生してサンゴのような姿となる。

 1988年に北海道旭川市で発見され、90年に新種と認められた。

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