伝統の串柿作りが最盛期、和歌山

 日本一の「串柿の里」として知られる和歌山県かつらぎ町の四郷地区で3日、伝統の串柿作りが最盛期を迎えた。山あいの農家の軒先にオレンジ色の柿の玉すだれが整然とつるされ、晩秋の山里を彩る。約2週間後にローラーで圧して形を平たく整え、12月中旬から主に京阪神方面へ出荷。串柿は正月に縁起物として鏡餅やダイダイと一緒に飾られる。

 戦国時代末期、串柿を食べて体調が良くなったのを喜んだ豊臣秀吉が、大阪城で正月の鏡餅に串柿を供えたのが始まりとされ、約60軒の農家が生産。小ぶりな柿の皮を機械でむき、長さ約50センチの竹串に10個ずつ通してすだれ状に編み上げ、乾燥させる。

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