植物肉「ミラクルミート」のDAIZ、経済産業省のスタートアップ支援プログラム「J-Startup」の認定企業に選出

 発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」を開発・生産するスタートアップであるDAIZ株式会社(本社:熊本県熊本市、代表取締役社長:井出 剛、以下「DAIZ」)は、経済産業省が運営するスタートアップ支援プログラム「J-Startup」の認定企業に選出されましたことをお知らせします。


■「J-startup」について
 「J-Startup」は、2018年に経済産業省が立ち上げたスタートアップ支援プログラムです。世界で戦い、勝てるスタートアップ企業を生み出し、革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供することを目的としたプログラムであり、有識者が推薦した成長スタートアップ企業を「J-Startup企業」として選定しています。「J-Startup」は、民間支援機関・NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)・JETRO(独立行政法人日本貿易振興機構)・経済産業省による事務局が中心となり、J-Startup企業とサポーター、政府機関を結びつけ、タイムリーかつスピーディな支援を実施します。
HP:https://www.j-startup.go.jp/

■DAIZの事業活動について
 DAIZは、味や機能性を自在にコントロールする「落合式ハイプレッシャー法」や肉様の食感を再現する独自製法をコア技術とした熊本発のフードテックベンチャーです。「ミラクルミート」はこれまでに、フレッシュネスバーガーなどのバーガーチェーンや、大手スーパー各社、飲食店などで採用された実績を持ち、味の素やニチレイフーズなどとの共同開発も進めています。また、2021年6月には、米国・ボストンにDAIZ初の海外子会社を設立し、欧米市場への進出の第一歩となりました。国内外のパートナー企業との提携により、「ミラクルミート」の価値向上を図ると同時に、美味しい植物肉の普及を通じて、グローバルの共通課題となっている地球温暖化やタンパク質危機などの解決に寄与してまいります。

■サステナブルな世界の実現に寄与する植物肉
 昨今、地球温暖化が私たちにとって大きな課題となっています。地球温暖化は、二酸化炭素・メタン・一酸化炭素・フロンなどの温室効果ガスが原因と言われています。温室効果ガスの最も大きな排出源は電力(火力発電など)ですが、同等に大きな排出源となっているのが、農業・畜産業*1です。世界で飼育されている15億頭もの牛による二酸化炭素や腸内ガス(メタン)の排出が温室効果ガスの大きな要因となっており、私たちの食生活の見直しが求められています。

 また、2050年までに地球上の人口は100億人に達すると予測されています*2。世界的な人口増加と新興国の経済成長により、2030年にはタンパク質の需要に供給が追い付かなくなる「タンパク質危機」が起こり、タンパク質の需給がひっ迫することで、これまで以上に食肉価格の高騰が予想されています。そこで、「植物肉」が代替タンパク質として注目されており、その市場は世界で9兆円を超えると見込まれています*3。

 牛・豚・鶏に次ぐ新たなお肉として注目されている植物肉は、温室効果ガスの排出を抑える効果が高く、同時にタンパク質危機の解決の一助となる植物性食品です。地球温暖化とタンパク質危機を防ぐため、私たちが今からできることは、植物肉を食生活に少しずつ取り入れることです。DAIZは植物肉「ミラクルミート」の普及を通じて、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」の達成とサステナブルな世界の実現に向けて貢献して参ります。

*1 IPCC「Global Greenhouse Gas Emissions Data」より。
*2 国連推計「世界人口推計2019年版」より。
*3 UBS調べ。

■DAIZの発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」について
 DAIZは長年研究してきた独自技術により、従来の植物肉で課題とされていた、1.味と食感に残る違和感、2.大豆特有の青臭さや油臭さ、3.肉に見劣りする機能性(栄養価)を解決し、美味しい植物肉の開発に成功しました。

<DAIZの植物肉「ミラクルミート」の特徴>
特徴1.原料に丸大豆を使用



 これまでの植物肉は、大豆搾油後の残渣物である脱脂加工大豆を主原料としていましたが、DAIZの植物肉「ミラクルミート」は原料に丸大豆を使用しています。さらに、オレイン酸リッチ大豆を使用することで、大豆特有の臭みを無くし、異風味を低減しています。

特徴2.旨味や栄養価を増大、肉様食感を再現する独自技術



 味や機能性を自在にコントロールするコア技術「落合式ハイプレッシャー法」*4で大豆を発芽させ、旨味や栄養価を増大させます。その発芽大豆をエクストルーダー(押出成形機)*5にかけ、膨化成形技術*6により、肉のような弾力と食感を再現しています。これらの独自技術により、異風味を低減した植物肉「ミラクルミート」を製造しています。

特徴3.独自製法による価格競争力
 旨味や栄養価が増大した発芽大豆を使用しているため、他の原料や添加物を何も足さずして、植物肉原料が完成しています。発芽タンクを用いた独自の製造プロセスにより、原価低減を実現し、牛肉・豚肉・鶏肉に対し、価格競争力があります。


▲DAIZの植物肉「ミラクルミート」の製造工程

*4 大豆の発芽中に酸素・二酸化炭素・温度・水分などの生育条件を制御し、酵素を活性化させることで遊離アミノ酸量が増加し、素材の旨味を引き出す栽培法。(特許第5722518号)
*5 食品加工時に使用される機械。材料に水を加えながら、高温下でスクリューで圧力をかけ押し出すことにより混練・加工・成形・膨化・殺菌等を行う装置。
*6 特許申請準備中。

■会社概要
商号:DAIZ株式会社(https://www.daiz.inc/
代表者:代表取締役社長 井出 剛
所在地:〒860-0812 熊本県熊本市中央区南熊本五丁目1番1号 テルウェル熊本ビル4階
設立:2015年12月1日
資本金:14億6,536万円 (累計資本調達額:42億円)
事業内容:発芽大豆由来の植物肉「ミラクルミート」及びその他の植物性食品の開発・生産及び販売

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