猛烈な追い上げ、一力が寄せ合い制す 天元戦、1勝1敗に

 囲碁の一力遼天元(24)に関航太郎七段(19)が挑む第47期天元戦5番勝負(西日本新聞社主催)の第2局が16日午前9時から、札幌市厚別区のホテルエミシア札幌で打たれた。午後6時12分、一力が286手までで白番中押し勝ちを収め、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。

 持ち時間各3時間のうち残りは両者とも1分。第3局は25日に福岡県久留米市の「ホテルマリターレ創世 久留米」で行われる。

 関の積極的な攻めで序盤から速いペースで進み、左上で難解な展開に突入。右上でも激しい競り合いとなった。中盤、優位に立った関が黒111(10十五)で手堅く下辺の補強を狙ったが、一力が右下隅で白112(16十六)と厳しく反発して険しい局面に入った。勢いを増した一力は右辺と下辺で盛り返して猛烈に追い上げ、白122(13十六)のキリで形勢は混沌(こんとん)とした状況に。終盤は難解な寄せ合いとなったが、最後は一力が抜け出した。

 立会人の石田秀芳24世本因坊(73)は「黒169(12十)以降は闇試合になり、両者とも秒読みに入ってからは微妙な悪手が続いた。黒191(8十四)が敗着となった」と話した。

コウ解消で細かい勝負

 一力遼天元の話 左上の形は黒45(5七)まで見たことがあったが、その後を詳しく知らなかった。実戦の白50(15四)、52(16三)は、はっきりまずく、黒55(15三)、57(14三)と応じられ苦しかった。白184(10十三)とコウを解消して、細かい勝負になった。

黒67で手応え感じたが

 関航太郎七段の話 左上の進行は知識があったので、ある程度見通しは立っていた。黒55(15三)、57(14三)あたりで打ちやすくなり、黒67(7七)で手応えを感じていた。白112(16十六)のツケに対する対応は正しくなかったかもしれない。

○168コウ取る(136)●179同(163)○182同(176)○188同(134)●197同(133)○200同、○214つぐ(133)○234コウ取る(226)●235つぐ(18)●241コウ取る(227)○244同(226)●247同、●249つぐ(226)○254コウ取る(236)○256つぐ(251)●263コウ取る(257)○266同(258)●271同、○274同、●277同、○280同、○282つぐ(257)

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