宿泊業・飲食店の借金が倍増

 新型コロナウイルス禍に伴う需要減を受け、宿泊業や飲食店の借入金が倍増したことが、東京商工リサーチの調査で分かった。コロナの打撃が本格化する前の2020年3月期の借入金は、宿泊業が月間売上高の8・5カ月分だったが、21年3月期は22・8カ月分に拡大。飲食店も4・2カ月分から9・2カ月分に膨らんだ。一般的に5カ月分を超えると借り過ぎといい、過剰な借金を抱える企業の実態が浮かぶ。

 現在は政府系金融機関の実質無利子・無担保融資で倒産件数は抑えられている。だが、オミクロン株が急拡大し宿泊業や飲食店を取り巻く環境は厳しさを増しており、経営が一段と悪化する恐れもある。

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