台湾人杜氏、日台つなぐ

 日本酒発祥の地とされる島根県出雲市で、台湾台南市出身の陳韋仁さん(41)が自身の酒蔵を開き、昨年12月から海外輸出用の日本酒造りを始めた。日台にゆかりの食文化や地域を舞台に、台湾人杜氏として「日本と台湾をつなぐ酒蔵を目指したい」と意気込む。

 酒蔵の名前は「台雲酒造」で台湾と出雲の地名から取った。広島大大学院などで酒の製造を研究した台湾基隆市出身の林哲仲さん(29)と2人体制で、年間約4千本(約3千リットル)の製造を目指す。既に台湾への輸出は決まり、香港の業者とも商談を進める。

 陳さんは2008年に島根大に留学。日本酒の味の深さに魅了された。

PR

PR