書の名品を一堂に 特別展「近衛家の国宝」 6月8日まで九州国立博物館

世界記憶遺産・藤原道長筆の「御堂関白記」(国宝、10~11世紀、会期中入れ替えあり) 拡大

世界記憶遺産・藤原道長筆の「御堂関白記」(国宝、10~11世紀、会期中入れ替えあり)

“寛永の三筆”近衛信尹の独創が光る「和歌六義屏風」(部分・16~17世紀)

 藤原氏直系として栄華を誇った近衛家の文化財を管理する陽明文庫(京都市)所蔵の名品を集めた特別展「近衛家の国宝 京都・陽明文庫展」が6月8日まで、福岡県太宰府市の九州国立博物館で開かれている。

 会場では、藤原道長筆の日記「御堂関白記」(国宝、世界記憶遺産、10~11世紀)や「寛永の三筆」として知られる近衛信尹(のぶただ)筆の「和歌六義屏風(わかりくぎびょうぶ)」(16~17世紀)など書の名品も多数展示され、話題を呼んでいる。展示に関連して書の魅力を発信する多彩な関連催事(いずれも入場・参加無料)を行う。

 20日から6月1日まで、書展「現在に息づく書のみやび」を同館に通じるアクセストンネル内で開催。西日本書美術協会の代表作家約20人が作品を通じて、現代に受け継がれた書の美を紹介する。

 17日午前10時、午後2時、25日正午から、同館1階エントランスホールで書の面白さを知ってもらうために「つづけ字しおり」を作るワークショップを開催。展示作品を参考に針金をペンチで曲げてかな文字を表現する。小学生(1、2年生は要保護者同伴)以上を対象。当日受け付け。

 特別展の観覧料は一般1500円、高校・大学生千円、小・中学生600円。月曜休館。問い合わせはNTTハローダイヤル=050(5542)8600。


=2014/05/10付 西日本新聞夕刊=

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